
グラフィックス高速仮想デスクトップ
NVIDIA GRID™ は、NVIDIA GPU テクノロジの機能を仮想デスクトップおよびアプリケーションに拡張し、デザイナーから、モバイルのスペシャリスト、オフィスで働く人々にいたるすべての人が夢中になれる高品質のユーザーエクスペリエンスを提供するグラフィック仮想化プラットフォームです。
主な利点
展開の簡素化
ソリューション設計のあて推量や、インフラストラクチャがコスト効果の高いパフォーマンスに最適化されていないことによる非効率、活用不十分、サイズ不足というリスクが回避されます。今回、NVIDIA GRID モニタリングインサイトを活用して、調査および概念実証のフェーズ中に GPU 利用状況を簡単に把握し、最適なユーザーエクスペリエンスを初日から保証できるようになりました。
予防的管理
反動的反応を脱却して、パフォーマンスの問題に移行します。NVIDIA GRID モニタリングインサイトにより、IT ではユーザーエクスペリエンスに影響する消費トレンド問題にならない範囲のしきい値を作成できます。
サポートの迅速化
長い問題解決サイクルとインフラストラクチャチーム間での堂々めぐりの責任追及が解消されます。NVIDIA GRID モニタリングインサイトを使用することにより、IT において GPU ボトルネックとユーザーエクスペリエンス問題の分離と関連付けを迅速に行えます。これにより、ヘルプデスクのコスト削減を促進し、ユーザーの快適性を維持できます。

一般的なVDI

VDI+仮想GPUテクノロジー
Windows10のVDI化
- 従来VDI 化が困難であったグラフィクワークステーションを仮想化する技術
- 通常のVDI のメリット(リソース集約、集中メンテナンス、セキュリティ強化、BYOD、ロケーションフリーなど)が享受できると共にハイグラフィクスなアプリケーション(3D CAD/CAE プリポスト/CG コンテンツ制作/医療画像など)が利用可能
- Win10/Office2016 では512MB以上のグラフィックスメモリを必要とするため、VDI 化の際にGPU リソースを用意しておく必要があります
対応アプリケーション
NVIDIA GRID ソフトウェアエディション
NVIDIA GRIDには、ユーザーのニーズをサポートする高速仮想デスクトップを提供する3つのエディションが用意されています。いずれのエディションも、年間サポート、更新および保守サブスクリプション(SUMS)付き永久ライセンス、または年間サブスクリプションとして購入することができます。
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仮想デスクトップ | 〇 | 〇 | |
RDSHアプリホスティング | 〇 | 〇 | 〇 |
Windows ゲストOS | N/A | 〇 | 〇 |
Linux ゲストOS | N/A | 〇 | |
最大画面数 | N/A | 4 | 4 |
画面あたりの最大解像度 | N/A | 2560 × 1600 | 4K (3840 × 2160) |
NVIDIA Quadro ソフトウェア機能 |
〇 | ||
CUDA & OpenCLサポート(*1) | 〇 | 〇 | |
GPUパススルーサポート | 〇 | 〇 | |
対応のvGPUプロファイル(フレームバッファとGPUあたりの最大ユーザー数) | |||
512MB (GPUあたり最大16ユーザー)(*2) |
〇 | 〇 | |
1GB (GPUあたり最大8ユーザー)(*2) |
〇 | 〇 | 〇 |
2GB(GPUあたり最大4ユーザー) | 〇 | 〇 | |
4GB(GPUあたり最大2ユーザー) | 〇 | 〇 | |
8GB(GPUあたり最大1ユーザー) | 〇 | 〇 |
(*1) 8GB vGPUプロファイルのみで利用可能
(*2) 画面あたり2560×1600の最大解像度を2画面まで利用可
NVIDIA GRID vGPUプロファイルリスト
NVIDIA GRID TESLA PASCAL VGPUプロファイルリスト