NVIDIA DGX-1

ディープラーニングへの近道

AIやデータサイエンスの要求に応えるため、NVIDIA® DGX-1™はセットアップが容易ですぐに利用できる「AIアプライアンス」として設計されています。統合されたNVIDIAディープラーニング ソフトウェア スタックとDGX-1クラウド管理サービスにより、システムの構築や設定、ハードウェアとソフトウェア両面のトラブルシューティングに時間を浪費することなく大規模なディープラーニングのタスクを最短の準備期間で始めることができます。

統合環境の生産性

DGX-1のソフトウェアスタックは、現在最もポピュラーなディープラーニング フレームワーク群や、各種タスクをWebアプリで処理できるNVIDIA DIGITS™、そしてMapDやKineticaといったサードパーティのGPUアプリケーションを含み、それらの土台となるNVIDIA Deep Learning SDK (cuDNNやcuBLAS)、CUDA Toolkit、高速なマルチGPU集合通信を実現するNCCL、そしてNVIDIA DockerやGPUドライバまでもが統合されています。

革新的な AI パフォーマンス

GPUのパワーを提供するソリューションはいくつもありますが、第2世代のNVLinkや新しいTensorコア、そして32GBのHBM2積層メモリといった革新的テクノロジを備えた最新のGPUであるTesla V100の性能を余すところなく引き出せるのは、唯一DGX-1のみです。パフォーマンスに最適化されたソフトウェアスタックとの組み合わせで、DGX-1はディープラーニングのトレーニングにおいて他のGPUシステム以上の性能を発揮します。
DGX-1は通常のCPUサーバー25ラック分の性能を1台で実現します。最新のNVIDIA GPU技術と、
最先端のディープラーニング ソフトウェア スタックの統合による革新的なパフォーマンスによって、ユーザーはかつてない速さで成果を得ることができるようになります。

万全のサポート

AIへの取り組みはもはや組織の成功に不可欠で、そのためには常に更新・最適化されたソフトウェアスタックと、統合されたハードウェア基盤が必要です。今日のオープンソースソフトウェアの活発な開発速度と、ライブラリ、ドライバ、ハードウェアとの複雑な組み合わせを考えると、理想的な環境の維持には多くの労力が必要ですが、全てのDGX-1はNVIDIAのエンタープライズグレードのサポートと、ソフトウェア エンジニアリング チームの専門知識に支えられています。
DGX-1用の統合ソフトウェアスタックは、長年にわたる研究開発、技術革新、そしてディープラーニングの知見をベースに構築され、毎月のメンテナンスリリースによって、常に最適な状態に維持されます。また、NVIDIAのサポートには、ソフトウェア アップグレードと、重要な問題の優先的解決が含まれており、パフォーマンスと可用性を最大化するためにチューニングされた統合AIプラットフォームであるDGX-1を安心してご利用いただけます。

NVIDIA DGX-1高性能コンポート

仕様

GPU 8x Tesla V100
性能(GPU FP16) 1 petaFLOPS
GPUメモリ 総計 256GB
CPU Dual 20-Core Intel Xeon
E5-2698 v4 2.2 GHz
NVIDIA CUDA®コア 40,960
NVIDIA Tensorコア 5,120
最大消費電力 3,500 W
システム メモリ 512 GB 2,133 MHz DDR4
LRDIMM
ストレージ 4x 1.92 TB SSD RAID 0
ネットワーク Dual 10 GbE, 4 IB EDR
ソフトウェア Ubuntu Linux ホストOS
重量 134 lbs / 61 kg
サイズ 866 D x 444 W x 131 H (mm)
梱包サイズ 1,180 D x 730 W x 284 H (mm)
運用温度範囲 10–35 °C

※ 仕様などは予告なしに変更されることがあります

順次掲載予定